プロテインを摂らなくても筋肉はちゃんとつく

プロテインを摂らなくても筋肉はちゃんとつく

筋トレをする目的は何でしょうか?

 

見栄えを良くしたい。体力の衰えを感じるから。男らしくなりたいなど。人によってはいろいろあるでしょう。筋トレで効果を出すには栄養が大事ですね。そこで多くの人が思いつくのがプロテインではないでしょうか?でも、実はプロテインを摂らなくても筋肉はちゃんとつきます。ここではその事を解説します。

 

プロテイン

 

 筋トレの前にアミノ酸を摂取したり、筋トレ中や筋トレ後ににプロテインを飲むと効果的と考えらえています。でも、筋トレの前にしっかり食事を取っておけばこれらは別に必要ないのです。プロテインとはタンパク質の事ですね。そしてこのたんぱく質はアミノ酸という分子の集合体です。

 

同化と異化

 

筋肉が増える仕組みとはどうなっているのでしょう。筋肉の細胞である筋線維は水分を除くと多くはたんぱく質でできています。

 

筋線維では周囲からアミノ酸を摂り込みたんぱく質に合成する事で筋肉を作る同化と言う作業と、逆にたんぱく質をアミノ酸に分解する異化という作業が同時に進行しています。同化が上回ると筋肉が増えて、異化が上回れば筋肉は減ります。したがって筋肉を増やしたいのなら同化を促進させて異化を抑制する必要があります。筋トレをすると同化を促す成長ホルモンの分泌が活発になり、このタイミングで筋線維の周りにアミノ酸があれば筋肉に取り込まれます。

 

筋トレをする2,3時間前に食事でタンパク質を含む肉や魚をなどの食品をしっかり摂取しておけば、筋トレをしている時に、筋肉周囲には消化吸収されたアミノ酸が十分にあります。

 

次に異化の観点から言うと、血糖値は食後にピークになり、その後は徐々に低下していきます。血糖値が下がると血糖を上げるホルモンが分泌されて、体内に溜めている炭水化物を分解して血中に放出して、血糖値を上げます。筋肉中のたんぱく質もアミノ酸に分解されて肝臓で糖に変わり、エネルギー源として使われてしまいます。

 

筋肉にはたんぱく質が必要だと思われがちですが、異化を防ぐために大事なのは実は炭水化物です。筋トレの2,3時間前後にしっかり食事をして炭水化物を摂っていれば、筋トレ中でも血糖値は正常に保たれて筋肉の分解が進まないからです。つまりは、食事で肉や魚が不足している時に限って、プロテインを一緒に摂取すると役立つと言えます。